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以前の種の選別作業と消毒の方法 |
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平成18年まで、種の選別作業は、塩水選、
その次の消毒は農薬を混合した水に浸すという方法で行っていました
塩水選は種子の選別方法の中では一番確実ですが、
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寒い時期に水仕事をするので、重労働 |
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塩水選後のモミを乾かすのに時間・手間がかかる |
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モミを並べるパッレットが多く必要で、また、そのパレットを並べられる広い場所がいる |
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ということから、作業効率の良い風選(トーミ)という方法に変えました
また、農薬を使った消毒は一度(24時間)に大量にできますが、
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環境問題(使用後の農薬水) |
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消毒に使用する農薬が高い |
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消毒後のモミを乾かすのに時間・手間がかかる |
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という問題があります
以前の作業の様子は、次のとおりです |
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塩水選の様子 |
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塩水選とは、優良種子を選別する作業です
卵が浮く位(水:塩水=1:1.13)の塩水の中に種モミを浸けて、浮かんだ種モミをすくい出すのです
残った種モミが、比重の重い、病気に強い種子です
トオミ(風選)で、選別される方もおられますが、443営農は父の方針で塩水選を昔からやってます
優良種子の選別作業のなかでは、一番確実といわれています
しかし、3月はじめに冷水を使うのと、スギ花粉の時期が重なって、
私にとっては、一番ツライ(*_*)仕事です
つらい仕事ですが、健康な稲を作るためです
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塩水に浸けて浮いた種モミをすくう父 |
残った比重の高い種モミを洗うのは、
もっぱら私の仕事(*_*)
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洗った種モミを2反分づつ、
袋の中にいれる母 |
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袋に入った種モミは品種ごとに
プレートをつけて区分する
(どはどんとこいという品種) |
自家生産、苗販売分あわせて、
約150袋、ざっと30町分 |
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種子の消毒 |
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水稲の種子は、消毒をしないと種まき後、必ずといっていいほど、病気や害虫におかされます
専門用語で言えば、バカ苗病、いもち病、もみ枯最近病、イネガレセンチュウなどの害虫があげられます
このため、443営農は、下の方法で、種子消毒をおこないました |
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殺虫殺菌剤の入った液剤に24時間浸し、
農薬を浸透させ消毒します |
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