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電柵張り |
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私が作っている田んぼの半分はイノシシが出没します
その対策として電柵(電気柵)を田んぼの周りに張り巡らします
山間地ならではの大変な作業です |
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7月の田んぼの畦際
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イノシシの爪あと |
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このようにミミズをとりにきた
イノシシのおかげで、くちゃくちゃにされます |
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7月時点では、被害は出ませんが、穂が出て刈り採り間近かになった田んぼに
出没するイノシシは、稲わらに体を擦りつけ、ダニなどを取る性質があり稲をなぎ倒します
(まるでミステリーサークルのように田んぼの稲が倒れています)
ひどい田んぼになると、収獲できなくなってしまいます |
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最近では、電柵が主流になりましたが、
電柵が広く普及する前は様々な対策をしてきました |
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これまで行ってきたイノシシ対策 |
ビニールシート |
× |
高さ1mのオレンジ色のビニールシートを田んぼの周りにポールを立てて張り巡らす
1年は効果があったが、2年目以降になると、イノシシが飛び越えて田んぼに進入 |
トタン |
× |
ビニールシート同様慣れると飛び越えてしまう |
有刺鉄線 |
× |
イノシシの厚い皮膚は有刺鉄線の針が痛く感じないらしい |
ラジオ |
× |
夕方から翌朝までラジオをかける
こちらも最初は効果があるが、人間がいない事に気づくと、田んぼに進入する |
檻 |
× |
餌に、米ぬかを仕掛ける
若いイノシシは比較的捕まえやすいが、年をとったイノシシは学習して入らなくなる |
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という事で、現在のところ一番有効な電柵で対策します!
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電柵(電気柵)
田んぼの外周にコードを張り、約1秒間隔で
一定の電圧(6,000V〜9,000V)を流す事により、イノシシの侵入を防ぐ
イノシシは鼻で障害物(コード)を確認する性質があることから、電気にビックリして逃げる
感覚というと、棒で叩かれたようなバツンという衝撃 |
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詳しくは獣害対策製品製造のタイガー株式会社のホームページで
http://www.tiger-mfg.co.jp/main.html
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電柵張りの様子 |
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電柵の材料 |
電柵器、ガイシ、コード |
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まずは電柵を張る前に下準備として草刈りをします
後に除草剤を散布して草を生えてこないようにします
線に草等がからむと、漏電してしまい、流れる電圧が下がるからです |
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コードをはるためのポールを土手沿いにハンマーで打ち込みます |
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次にプラスチック製ガイシを取り付けていきます |
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ガイシにくるっと巻きつけてコードをピーンと張っていきます |
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コードを張り終えたら、電柵器本体をセットして、
実際に電気がながれるか専用のチェッカーで確認します |
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流れるのが確認できたら夜間のみの通電にセットして完了です! |
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