精米から発送まで


精米パック詰め

443営農では、自分で作ったお米は、自分で売るをモットーにしています

以前は、お客様の半数以上は、玄米販売していましたが、
今では、地元のお客様でも、お米を自分で保管するのは、
カビや、ネズミ、害虫の被害を防ぐのが大変ということで、
ほとんどのお客様のお米を443営農でお預かりして、
精米、配達(宅急便)しています

ということで、注文がはいれば、常時、精米、配達をしております


精米作業も、以前は精米機にかけるだけでしたが、
現在は
精米三種の神器
精米機小米抜き機色彩選別機
を使用するようになりました


精米から、配達までの流れ

まず、精米機に玄米を投入します

玄米投入
精米調整
マルマス製の業務用精米機
低温精米で、安定した性能、丈夫なのが特徴です

精米具合いは、米の品種、時期、また、お客様の好みによって調節します
抵抗を多くかけると、白くなり、風味が少なくなります
また、少ないと、5分づきになり風味がきつくなります


精米が終わった米は次に、小米抜き機に通します


現在は、この工程は行っておりません


小米抜き機に 小米抜き機
1,75ミリ以下の小米や、砕米は、機械の底の受け皿に溜まります
乾燥・調整時に抜けきれなかった小石やゴミ、また精米カスも取り除けます

小米、砕米
玄米30キロ精米分を通しても、小皿にわずかしか小米は出ませんが、
小米を取ることにより、べたついた食感をなくします


次に米穀用色彩選別機に通します


※現在は、乾燥調製の段階で、
高性能玄米色彩選別機 サタケピカ選
「SAXES Knight」
に玄米の段階で全量通しており以下の工程はなくなりました。



シューター部 静岡製色彩選別機
静岡製機製色彩選別機

色彩選別機は、文字通り、お米の、斑点米や、着色米、小石等の白米以外の異物を取り除く機械です
こいつが、なかなか優れものの機械です

色彩選別機の原理を簡単に紹介します
1、
精米タンクから4つのシュートと呼ばれる溝(左の写真参照)にお米が、次々に流れ落ちていきます
1シュートに1秒間約1,000粒のお米が流れます
2、 流れ落ちてきたお米は青く光っている選別室を通ります
3、 選別室はモニターセンサーがあり、お米の色を白黒写真のように識別していきます
4、 黒く映った物は異物として、認識され、エアガンによってはじき飛ばされます
エアガンは1秒間に最高で30〜40発連射することができます
5、 はじかれたお米の中にも良品がありますので、別の1シュートを通り、上記と逆の原理で選別されます
6、 この選別機は、5チャンネルといって、5つのセンサーで識別します
能力は白米で30キロ約7分、玄米は異物との識別が難しいため倍の時間がかかります

斑点米
選別された斑点米


思い入れのある機械!色彩選別機


仕上がった精米は、お客様の希望の数量に仕分けして完成です

パックに小分け
シーラーでパック
完成
パック詰めは手作業です シーラーという機械でパックを閉じます 10キロパックはこんな感じです

 箱詰め

ご近所であれば、自分で配達、遠方であれば、ゆうパックで配送します



2007/1/29 農舎 精米所にて


精米所
精米風景
銘柄ラベル

腰痛防止ベルト
銘柄ラベル

精米風景
精米
精米風景







作業風景撮影  湖北地域振興局農産普及課:那須大城氏
http://www.pref.shiga.jp/nagahama-pbo/nogyo/



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