田んぼ中の草対策

ヒエをつかむ私
田んぼの中に生える草
ヒエ、ホタルイ、ウリカワ、クサネム等さまざまな草があります
私の非農家の友人から、無農薬で草なんかほっておいてたらええやんって言われた事がありますが、
そんなことしたら、収量は半減、倒産しかねません

また現在では、無農薬でお米を作っておられる農家も見うけられますが、
443営農の田んぼの規模、環境条件では、現在のところ無理に近いです

なので、443営農は使用方法、使用量をしっかり守って、
なるべく少ない回数で済むよう除草剤を使用しています


除草剤の散布の方法

イノベーター
田植え同時型
田植え機の後ろについている
緑の箱型の散布機から散布される
散布する労力がいらず、確実に一定量の散布が可能
しかし、除草剤は田植え同時対応のものしか
使ってはいけない
動噴
動噴
田植え約1週間から10日後、自ら動噴を背負って
田んぼの中を歩きながら散布

労力はかかるが、確実な効果がある

今年(平成17年)使用した除草剤
アピロトップ&ソルネット
イノーバDX
ダブルスター
ソルネット&アピロトップ イノーバDX ダブルスター
転作後の田んぼや、
毎年草が生えやすい田んぼに使用
水もちがよく、比較的
草が生えにくい田んぼに使用
(田植え同時型)
滋賀県環境こだわり米指定

*当たり前の話ですが、これらの農薬はすべて農林水産省の登録をうけたものです
(各農薬のパッケージには、使用方法、使用時期、使用回数などが明記されています)

私の農薬の考え方はここから

しかし、除草剤を使用したからといって草が生えてこないといわけではありません
田んぼのいろいろな条件によって、草は生えてきます
田んぼの草の代表格ヒエ
田んぼに生えたヒエ
特徴
田んぼの水のいきわたらなかったところに生えやすい
穂がでるまではイネに似ているので見落としやすい
一度種が田んぼに落ちると7年にわたって、生えてくるといわれる
斑点米の原因になるカメムシの餌になり、カメムシ増殖の元になる

ヒエが生えてしまったら、総がかりでヒエ取りです

ヒエ取りの様子
ヒエ取りの様子
ヒエを取っている母

ヒエの根元部分
ヒエを刈り取っている様子
ヒエの根元部分
なぜか稲株の脇に生えやすいです
株元からカマで刈り取ります

しんどそうな父
梅雨の蒸し暑い時期で辛い作業です

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